日本でもどこからかホームパーティーが流行したのだそうですね。私個人はまだ日本に戻っていなかったのでわからないのですが、2012年にはこんな協会までできてしまうほどの流行浸透です:

http://hpaj.org/ 英語では、ホームパーティーという言葉はありません。なぜか日本語のサイトにhouse partyと呼ぶと書いてあるんですが、これも違うのですが、アメリカのどこかの地方ルールなのでしょうか?どこで調べたのか訊きたいところです。

Party には種類があり、それを頭に名詞としてくっつけてパーティーの主旨を述べるので、house という名詞をくっつけると家のためのパーティーみたいになっちゃうのですけどもね。むしろhouse party というのはお泊り要素が強いのでは?という感性です。

Dinner/pajama/graduation/birthday/dance/BBQ/Thanks Giving/Christmas/welcome homeなどの名詞をくっつけてパーティーが何のためにあるか?を示すケースがほとんどなので、英語的解説になってしまうのですが、ホームパーティーは少し違和感を覚えますし、ハウスパーティーでも同じです。ちなみにお引越しをした際や、新築の家を購入した際に開くパーティーは、House warming partyと呼びます。

さて、ビジネスの人々を呼ぶのか?というのが最も懸念事項だと思うのですが、「ある程度の距離感」になってから呼ぶパターンが主流です。でなければ、↑に書いたような理由があれば、というケースが多く、大豪邸に引っ越したりすれば、子どもが巣立つ、など様々なケースでパーティーを自分の家で開く可能性は高いです。

我が家では、Biz dinnerも外ばっかりじゃー飽きちゃうよね、というアメリカ人の方々の期待に応え、日本家庭で作る平均的な家庭料理を食べたいパーティーはけっこうやっておりました。ただ、問題は、そうは言っても食べられないケースも多々あるため(笑)、パスタやシチューなども予備として数品作っておかねばならぬ!ということもあって、外れがないお鮨をちらし系で作ったり、おにぎりや手巻きなどのスタンバイメニューはそろえておりました。

大切なのは、この「距離感」です。日本では、ビジネスディナーや、職場の人々との飲み会&食事会が多くありますが、USではほぼない、と言っても過言ではありません。個人的に距離感というのは「獲得」するもんなので、Given(与えられた)常識は日本よりもずっと少なく、こうあらねばならぬ、すべきだ、というものが激減するのです。ですから、この距離感=親近感を獲得しない限り、お家に招くことはないと思ってもいいはずです。

とはいえ、海外の人たちを歓待してくれる傾向はありますから、お呼ばれすることがあれば、招き返して距離感を縮める態度を示すことは大切かと思います。お呼ばれしてがっかりしたのであれば、呼ぶ義務などはありません。辟易したのに義務で招き返すと、面倒なことになりますのでご注意を!

ホームパーティーに招かれたら、お持たせとして何かを持参するエチケットはあります。ホスト&ホステスに負担をかけないために、自分が飲むアルコールは持参するのが常識になっています。アルコールを飲まない場合では、デザートなどを持参することもOKですし、日本茶やその他でもOKです。が、メインの食事との兼ね合いがあるので、たまに失敗する結果もありますのでお覚悟を。

私はアルコールを持参するのが常でした。飲み切れない場合には差し上げられますし、傷むものではないので、かなり便利です。他にも、和紙でできた人形や栞、小物入れなど、の和的なものや、ご家族分の箸セットなどもアリです。デザートも和菓子であれば持参はいいのではないでしょうか?私は作れなかったので、試したことはないですが、きっと好評だと思います!

招くときにも「距離感」が近い方が招くのがいいです。正式なものでなければ言葉で会話に、確約したければメールにて。正式度合いが増せば、カードや招待状など、それは日本とさして変わりはありません。

お家のデコレーションやらその他、気になるかとは思いますが、素のままでプレゼンしてください!Hospitality:親切にもてなすこと、歓待、厚遇、は、あなたの心の中に、身に、文化のバックグラウンドにしっかり入っているはずなので、できるだけ出すことを心掛けるだけで大丈夫です。

お箸を使いたいアメリカ人もたくさんいますし、新しいものにトライしたい人もいます。そのときに説明ができたほうがいいですから、英語ができれば尚いいのですが、言葉にしなくてもいいこともあるかもしれませんね。

お子さんたちも含め、家族全員を招くことはかなり喜ばれます。家に招くときもたいていの場合、距離が縮まったと見れば、正式には夫婦やカップルを1組として招いてくれることが多いです。たとえビジネスの間柄であっても、けっこうな確率で招いてくれます。ですから、社交性の地平線を広げ、新しいものい対する好奇心を育てて旺盛にし、自分らしく振舞えるようにすると、楽しくドキドキする出会いに恵まれることになります。

食べ残してOKか?という問題もありますね。大丈夫です。言い訳を準備するかどうかは、相手を見てください。ガーデンパーティーなどは、立食だったり、ビュッフェ形式も多いので、最初はこちらから経験してみるのもいいかもしれません。結婚式やお葬式などとは違い、個人文化を見てみるつもりで行って、体験してみてくださいね。

Enjoy your new experiences!

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