アメリカで習い事を幼い子どもがするのは、けっこうたいへんです。なぜならば、日本に比べると公共移動手段が少ないためです。大都市で電車のシステムがある都市は少ないですし、バスは乗り継ぎが多いことや、本数が少ないことなどもあり、治安の部分でたいへんに不安です。大人であれば、車が運転できるのでたいへん動きやすいのですが、子どもさんに習い事にひとりで、あるいは自転車や公共手段で通ってもらうのは、なかなか勇気が必要です。

私が親であればやりません (・・;)

すべてにおいて、これまで書いてきた通り、アメリカの特長は「多様性」です。講師やその他の条件など、すべてに多様性があり、ピンきりなのです。ですから、選ぶ審美眼・経験値・求める具体的なものなどなどが、しっかりリサーチされている状態でないと、なかなか厳しいはずです。前衛的なものをウリとして教えているものに当たってしまい、それに気づかないで通ったりすると、かなりな回り道になることも起き選ます。

ただ、うれしいのは、市町村によるとてもお安いスクーリングのシステムです。ちょっとしたエントリーレベルであれば、自分に才能があるかどうか、などをトライアルするために、その仕組みを覗けます。

Adult Schoolというシステムなのですが、Californiaではどの市でもありますね。もともとは、https://en.wikipedia.org/wiki/Adult_education Adult Educationという行政の仕組みで、CaliforniaやTexasでは、これをAdult Schoolと呼ぶのです。2学期制が多く、夏は夏でまたSummerと題してやることが多いのですが、地域によって変わります。

プログラムはこんな感じ:オンラインのカタログです 

http://www.face.edu/cms/lib04/CA01000848/Centricity/domain/153/pdf/2012_2013_Fall_Winter_Brochure_FINAL_073012.pdf  少し古いんですが、料金とか体制などはあまり変わっていないはずです。

運動もあれば、芸術(絵描き・デザイン・工作)もあり、ダンス・語学・PC・カメラ・料理・心理的サポート・健康・音楽などもあって、けっこう早く申し込まないと、定員〆切があるクラスもよくありました。私も、ここで発音矯正に行ったら「来なくていい」と言われた経験があります。タイプや社交ダンスもここで学びましたし、カントリーミュージックもここで歌えるようになりましたし、けっこう楽しかったです。

大人はそれでいいにせよ、子どもたちは?というと・・・。

Californiaでの子どもの人気習い事ランキングは:

https://californiamusicstudios.com/2015/09/top-10-after-school-activities-for-children-that-dont-involve-sports/ とはいえ、これは音楽スクールがアンケートを取ったものみたいです(笑)。

  1. 音楽ボーイスカウト・ガールスカウト3.FFA or 4Hという行政が監修しているプログラムがある 4.演劇 5.スイミング 6.体操 7.ダンス 8.読書 9.武道 10.言語

というランキングでしたが、どれも親がかりで送っていかねばなりません。私が見ていたところ、習い事に通わせる親たちは%としたら、10%ほどくらいしかいなかったようです。学校でしっかり宿題もあるし、できる子もできない子も予習・復習はかなり日常化していたし、イベントもけっこうあって、学校がある期間は、日本ほどお休みがないのです。

日本でも子どもたち、忙しいですもんね (・・;

オンラインが発達したおかげで、ゴルフにせよ、フルートにせよ、スイミングや体操にせよ、元プロや現役プロで、お教室を開いている人たちを見つけるのが、割りと簡単になりました。けれども、やはり親がかりで送っていかねばならぬことは、間違いないです。そうした人たちで、珠玉の質を提供する方たちはお高いですし、遠くから通ってくる生徒さんたちも多いです。

これも含めて、少し都会、でもど真ん中ではない住宅街に住むのが、子どもさんをお持ちの場合、よいのではないかと思うのです。

行政では、After school programがしっかり提供されており、ここに参加することで、子どもたちは至って伸び伸びと育ちます。ですから、Gifted(生まれつき恵まれている)な何かがない場合には、特に死ぬほどがんばる必要などないのかもしれません。

しかもオンラインで学習できるものも増えましたし、家にプールを持つことは、日本ほど夢のまた夢でもなく、西海岸であればあるお家は思ったより存在します。一つ前の記事に書いた通り、コンドミニアムにプール施設が備わっているものもありますし、あくせくと、時間をかけて習い事に行く必要はないかもしれないです。

ただ、お子さんたちに日本語を学んでほしい場合には、週末の土曜日が丸々取られてしまうことをお忘れなく!親御さんたちは、送り迎えだけでいいですが、子どもさんたちは丸1日学校に行くことになります。

嗚呼習い事、ですね。子どもたちは、外でも遊べますし、個人的には習い事をあまりがんばらなくてもいいのではないかと思っています。

Kids play soccer during after school activities day as part of a Harney Elementary Family Community Resource Center program, Tuesday, November 13, 2012. (Steven Lane/The Columbian)