肥満が社会問題になっているアメリカでは、スポーツジムがひとつの町であっても、都市部郊外のベッドタウンではひしめいています。シュワルツェネッガーやスタローンなどに代表されるアクション映画が流行するように、人々はみな、健康やムキムキに憧れつつも、到達できる人の割合は少ないですね。

https://en.wikipedia.org/wiki/Gym ジムが始まったのは、3000年前のペルシャだと言われています。豊かなところでは、ローマ様式のお風呂がついていました。その後、地元の運動選手のためのジムへと変化していき、学校で選ばれた子どもたち、学生たちのために使われ始めたのが、19世紀です。ターナーグループという会社形式だったドイツ系の人々が、イギリスやアメリカにいるドイツ系の人々のために、ジムを建てたのが最初で、YMCA:Young Men’s Christian UnionでジムがついたものがBostonに1851年に建設されたものが「アメリカ最初のジム」となっています。そして、全市民への運動への意識が高まると同時に、オリンピック熱やらダイエットなどの影響もあり、学校時代を終えても運動したい人々のためのジム・フィットネスセンターが発達していきます。

雑感としては、たいへんな田舎でなければ、現代のアメリカでは、ジムはかなりの数存在します。1980年代から35年の間に、数としては70年代の倍になりました。チェーン店展開がされてから、爆発的と言って言いほどにその数は増え、様相としては、日本の英語スクールのような感じです。数はチェーン展開が多く、大手がチェーンとして大きな人口の多い町から出店していき、他ではボディビルダーやヨガ、エアロビクスなどのプロやプロだった人たちが、小さめから中くらいの規模でやっている店が点々としています。

日本にも上陸したチェーンがいくつかありますが、アメリカのフィットネスジムの進化は、日本のそれよりも10年から20年ほどは早いのではないか?という実感があります。しかも、土地が広いためにその規模は広大なものもあり、駐車場が建物の倍ほどあるものが多いですね。さらに屋外スポーツの設備が充実しているものもたくさん見受けられます。水泳・テニスが主流ですが、アーチェリー・陸上・ゴルフなどの部分的な指導などもあって、子どもさんたちが多い町では、サッカー・野球などのクラスのための施設まで持っているところもあります。

生活時間帯が違うという特長もあります。アメリカでは、日本より少し活動時間が朝に偏っている人口が多く、仕事のシフト制も日本よりずっと早く取り入れられたこともあり、朝のニュースが4時開始で、フィットネスジムやクラブも5時スタートのところが多いです。24時間ももちろんたくさんの比率になります。おそらく犯罪率も関係しているのでしょうけれども、夜よりも朝行く人々がとても多いですね。シフトによりばらつきがあり、フレックス制により曜日などのばらつきもあり、シングル・家庭持ち・ティーンや学生などなど、あらゆる時間帯で地域によって、混雑する時間帯にばらつきがあります。ここが、多様的な様相を見せてくれるところです。

マシンの種類や屋内クラスの種類も、大手になればなるほどたくさんになり、ボディビルやヨガなどの特化したものも、かなりの多様性を見せてくれています。贅沢な作りであれば、ジャグジーやサウナにも進化が見られ、更衣室や休憩室、食事エリアなどにも工夫が凝らされています。

そして料金もピンキリです!安いところは月間2000円以下のものもありますし、高いものは100万弱などもあり、パーソナルトレーナーの質も多様的です。

進化したジム 

ランキング in the US

このサイトでは、写真がきれいではないかな?と思いますが、自分にぴったり合っているジムを探すのは、日本よりもチョイスがたくさんあって、たいへんかもしれないです。

特に肥満対策への意識が高いのは、やはり世帯年収が高い人々ですね。朝しっかりエクササイズをしてからオフィスに行き、夕方も時間があれば汗を流す人も多く見られます。

スポーツジムでお金をかけたくない人のために、市や町で作ってある公園でのフィットネスへの工夫はすばらしいです。ウォーキングの距離が自然にわかったり、その経路の途中にさまざまなエクササイズの図解入りの器具が備え付けてあったり、人口や自然の湖等があれば、ボートや水泳などの安価なクラスもありますね。特に、ゴルフはとてもお安いのです!パブリックコースはラウンドをしても3000円などというところが、ゴロゴロしています。カートやお風呂は別料金で、打ちっぱなしもとても安く、それでもみんながゴルフをやるわけでもなく、はたから見ていると「一体この国はどれだけ資源があるのだろう?」と不思議な気持ちになります。

子どもたちもジムやテニスクラブに行く必要はなく、小学校から大学まで、テニスコートやその他、学校だけでまかなえる地域もかなりあります。貧富の差があって、市や町が豊かであれば、充分に学校教育内でかなりのところまで身体を健康のために動かせる仕組みはできています。が、プロを目指すには、やはり元プロやプロコーチに就く子どもたちも多いですね。

さらに!一戸建てではなく、日本で呼ぶマンション、英語ではCondominiumsと呼びますが、そこでは家賃が高ければ高いほど、よいジムとプールなどの施設が充実しており、わざわざフィットネスクラブにお金を払う必要はありません。

あなたはどんなライフスタイルで、どんなふうに身体を健康に保ちたいですか?