アメリカでの動物暮らしは、少し日本と違います。日本の保健所にあたる機関は、市や群などにひとつはあるのですが、基本的にはNPOで、ボランティアが公的資金の支援をもらいながら、あとは寄付金で運営しています。もちろん法律に則った形で、獣医師やその他、とても活発に活動しています。SPCAという名前は同じNPOの傘下にあるわけではなく、それぞれが独立して存在しています。

http://eastbayspca.org/ 我が家に居たTangoとHeidiをAdoptしたところ

我が家は20年弱、わんちゃんに家に来てもらったことはないのです。なぜならば、日本に里帰りすることも予期されたり、夫がいたため(過去形です)、彼の赴任がまたもや日本になることもあるかと思われ、ご縁がなかったのです。SPCAで判明したところによると、わんちゃんは1頭につき1つの鑑札が必要で、その鑑札をもらうためには Obedience Schoolという社会の中で暮らしていくためのトレーニングスクールに行く必要があるのでした。やんちゃな子もおとなしい子も一律で通う必要があって、優秀であれば複数回行く必要はないようでした。

ネコはFremont, CAでは、1軒につき3頭以上になると鑑札が必要でした。我が家はいただいておりました。猫には鑑札を首にぶら下げておく必要はなく、まぁ、だいたい家にいる時間の方が長いこともあるし、散歩もないので、書類上の手続きで、動物虐待などを防止するためのものでした。年に1回きちんと獣医で健康診断をしているか?などの証明が必要でした。

日本のようにペットショップがたくさんあるわけでもなく、半分以上の人々が、このAnimal ShelterやSPCAと呼ばれるところからペットを養子にもらう、という形を取っていたのです。

私は昭和育ちなので、当然、ケンネルなどからペットを購入するなどという贅沢など経験せず、むしろ野良猫や野良犬を拾ってきては怒られ、チャボやカメやトカゲやヘビまで拾ってくる子どもだったので、このアメリカの文化にはすぐにすんなりと、馴染んだのです。

血統書つきのわんちゃんが欲しい場合には、Breederから直接購入する人が多かったです。今はインターネットもみんなが使うようになったので、きっとすぐに近所で見つかると思います。とはいえ、その近所というのは、日本の感覚ではなく、車で1時間かそれくらい?という感じでしょうか・・・。

私の知り合いのPhiladelphiaの郊外に住んでいた友人は、Rotwilerが2頭いたのですが、広大な庭だったので(うーん、そのへんの子ども用の公園、すべり台・ブランコ・砂場・ベンチ・トイレのセットがあるような?が、3つくらいの敷地に家と庭とガレージ)、わんちゃんはワイヤレスの電磁気が走る首輪をしていて、その敷地から出ないように、割と自由に暮らしていました。バンバン走り回っていて、「あー、これならお散歩要らないわー」とうらやましい限りでした。

私が犬を飼えなかった理由は、大型犬が好きなので、大型犬じゃなければネコでいいじゃないか!と思っていたので、家が狭かったこともあり(とはいえ、家面積1600平米くらいのところには住んでいたので、167平方メートルくらい)庭も狭かったこともあり、散歩がどうしても必須だったのです。車に乗せて、近くの広い公園まで行くことが、あまりに面倒くさいこともあったし、それが1日2回もしてあげなくてはいけないというのもつらかったし (・・;) 家が何より狭いんじゃないかと、どうしてかネコになってしまって、しかもそのネコたちの中で、イチバン長寿な子は、日本に戻ってきてしばらくいっしょにいてくれたので、22歳を超えたというすばらしい子でした。みななべて長寿だったのですけどもね。2017年3月現在、未だ16歳半の女の子さくらが健在でいっしょに住んでいます。英語のほうが通じることが不思議です(笑)。あと2-3年は生きてくれそうです。まったく年齢を感じさせない日常です。

近くの公園では、いろいろな種類のわんちゃんに出遭いました。みな、トレーニング後なので、とてもお行儀がよく、撫でさせてくれたり、いっしょに走ってくれたり、とても楽しいことばかりでした。土たくさんあります!たまに、鳥を追いかけているわんちゃんがいましたけども(笑)。

広大な土地でわんちゃんを飼うのはおもしろいと思います。室内が広めなので、我が家のネコはたまに失踪しました(笑)。探しても探しても見つからないことがあり、ベッド下やトイレ、お風呂や洗面所のシンク、キッチンの棚やリネンク&ウォークインロゼットの中で寝ていたりしたのです。ペット用品もとてもお安いですし、獣医師の費用もかなり安かったです。

ペットに囲まれて暮らしたい場合には、USおススメです。

しかも!私の大学はマンモスクラスであれば犬を連れて授業を受けてもよかったのです♪ 会社もSilicon ValleyではOKなところがたくさんありました!なかなか日本ではないですよねぇ (・・;)