アメリカンドリームは今でも実在するのか?という質問をよくされます。答えは、「あると信じている人にはあり、ないと思っている人には来ない」ですね。

ここで、アメリカンドリームについてしっかり捉えておきましょう。

「機会が均等に与えられているアメリカでは、勤勉と努力によって誰でも成功する可能性がある」

noun

  1. the ideals of freedom, equality, and opportunity traditionally held to be available to every American. 伝統的に、すべてのアメリカ人が自由・平等・機会を持っているという考え
  2. a life of personal happiness and material comfort as traditionally sought by individuals in the U.S. 伝統的にアメリカ人が求める個人の幸福と物質的快適さのある生活

coined 1931 by James Truslow Adams (1878-1949), U.S. writer and popular historian (unrelated to the Massachusetts Adamses), in “Epic of America.” 作家・歴史学者のジェームス・トラスロー・アダムスによるもの、1931年

[The American Dream is] that dream of a land in which life should be better and richer and fuller for everyone, with opportunity for each according to ability or achievement. It is a difficult dream for the European upper classes to interpret adequately, and too many of us ourselves have grown weary and mistrustful of it. It is not a dream of motor cars and high wages merely, but a dream of social order in which each man and each woman shall be able to attain to the fullest stature of which they are innately capable, and be recognized by others for what they are, regardless of the fortuitous circumstances of birth or position. [Adams]

能力や達成により、すべての人々によりよい、豊かな暮らしのための機会が与えられている生活をもたらす土地、というのがアメリカンドリームである。ヨーロッパの上層階級にとっては解釈しにくい難しい夢であり、アメリカ人の私たち自身の多くも、もうんざりして疑い深くなってきている。単に車や収入の高さというものではなく、生まれたときの偶然がもたらしたものには関係なく、個人の能力や誰であるかを認められ、すべての男女が生まれながらにして持っている能力を開花させることを成し遂げられる社会秩序であり、単に車や収入ということではない。

こうした平等という考え方を「社会秩序」とすることが、日本にはなかなか浸透してきませんでした。戦後70年以上が過ぎ、ようやく改善されたところを認めることができたり、それでもまだまだ「明治?江戸?昭和?」と異論を唱えたくなる考え方を持つ人々もたくさんいます。

アメリカンドリームとは、努力した人たち、したい人たちが、得られる機会が確実に探せばそこにある、ということです。実は日本であっても、スロバキアであっても、南アフリカであっても、それは実在するのでしょう。ところが、その範囲が狭いとか、なかなか探しにくいとか、邪魔が多いとかいうことで、そうした意味では、社会に浸透した考え方として、アメリカンドリームは、信じる人には確実に手の届くものとして存在します。

私は20年弱Silicon Valleyに住んだのですが、アメリカンドリームを体現したなぁという実感があります。Japanese Dreamがあれば、それもつかみたいところですが、1988年渡米する前までは、生まれや育ち、家の経済状態や賢さや容姿など、いろいろなことで本来持っている中身の奥の奥にあるものを、なかなか見てもらえないというジレンマだらけでした。

1988年渡米してから、ただの一度もホームシックにかかったことがないほどに、アメリカがもたらす自由と機会は、私に本来の自分の姿を掘り起こすことをスピードアップしました。小中高とバカ扱いだったはずの私は、日本の東京大学よりも世界ランキングが上位の大学に入り、卒業することも叶いましたし、本来の目的として渡米した、ヘリコプターの事業用のパイロットのライセンスも取得できました。日本に居たままでは手に入らなかった、移民もどきになったからこそ叶った夢が、この身にたくさんあるのです。

ゆえに、アメリカンドリームは私にはあった、と言えます。

あなたにはアメリカンドリームはあるのでしょうか?

おまけとしては、アメリカンドリームを見せてくれる映画をランキングで上位のものをご紹介します。おもしろいので見てみてくださいね。

American Dreamを象徴する映画

American Dream Movies1 

American Dream Movies2