こんにちは、二宮です。

昨日、YahooJapanのニュースに、このような記事がありました。

4億円を寄付した男の“危機感”

http://bylines.news.yahoo.co.jp/yuasamakoto/20160803-00060561/

日本では、ふるさと納税という名の寄付行為が流行っていますが、

このように私財を投じて寄付をする方は珍しいです。

それはなぜなのでしょうか?

封建社会の日本人は、政府に依存し、自らが考え・行動する意識が足りない。

欧米と比べて税制面で寄付が優遇されていない面もあります。

相続税が高率で、子孫に資産を残すので精一杯なのかもしれません。

戦争で国土が荒廃し、敗戦後の農地改革や財産税で、

既得権益を持ったブルジョア階級の人が落ちぶれたため、

現在の日本の金持ちの大半は成り上がりものばかりで、

寄付文化が根付いていない事も原因の一つでしょう。

逆になぜ欧米人は大変高額な寄付をするのでしょうか?

それは宗教的な倫理観から来ているのだと私は考えます。

以前マックス・ヴェーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」を読んだときに、

欧米で資本主義は発生したが、なぜアジアでは発生しなかったのかと問われていました。

本では、プロテスタント教徒は禁欲的な性質から利潤を追求し、

資本をため込み、資本主義が発生したと書かれていました。

彼らのこのような宗教的性質が、ため込んだ資本を、

寄付という形で社会に還元するのではないかと私は考えます。

寄付という行為が、彼らに死後の天国行きを与えると、彼らは考えているのでしょう。

今の日本は個人主義という名の利己主義に陥り、

赤の他人に何かを与えるという慈愛の精神に欠けています。

また日本人は基本的に農耕民族なので、血族・姻族や地域社会との関係を重視しています。

それらの要因が、日本人が寄付行為をしない大きな原因の一つではないでしょうか。

人類皆兄弟。数万年さかのぼれば、大半の人は親戚です。

私も微力ながら、子供の未来応援基金に、先日寄付をさせていただきました。

dav

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